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私たちは世田谷の“まち”とひと”に伴走する会社です。

松陰会館を語ろう

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#01「松陰会舘って結局何をしているの?」

松陰会舘ってどういう会社なんですか? よく聞かれる質問です。
そこで、松陰会舘とはどういう会社なのか? いろいろな人と語り合ってみることにしました。いくつかの会話の中から、少しでも私たちのことを知っていただければうれしいです。

さて第一回は、一番聞かれる質問。
「松陰会舘って結局何をしているの?」について、当社常務取締役 佐藤芳秋と勤続44年の佐野正が語り合います。

<話す人紹介>

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佐藤芳秋
常務取締役・総合住宅設備事業部担当役員・コミュニティ事業担当。生まれも育ちも世田谷の世田谷っこ。インテリア業界で営業のいろはを学んだ後、家業である松陰会舘へ入社。目下の目標は「世田谷を耕すこと」
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佐野正
総合住宅設備事業部 カスタマーサービス課。ガスのことなら、何でも知ってる松陰会舘の頼れる存在。「誠実」をモットーに働き始めて早44年。地元 世田谷とおいしいお酒を愛する、松陰会舘の生き字引き。

「松陰会舘」という名前

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佐藤:佐野さん、今日は「松陰会舘って何をやっている会社なのか?」について話をしたいと思います。やっぱり一番聞かれる質問じゃないですか?「何の会社なの?」って。

佐野:確かにそうだね。名前にインパクトがあるというか、こういう業務にしては、珍しい名前だしね。

佐藤:そうそう、まずは名前ですよね。僕が聞いた話だと、もともと先代の会長(佐藤の祖父)が、結婚式場とか地元の人が集る場所をつくりたかったから、「会舘」とつく名前になったと聞いています。

佐野:そうですね。当初は、披露宴会場のようなものをね、やろうとしていたんですよ。結局、披露宴会場をやることにはならなかったので、一時は名前を変える話もあったけれど、まぁこのままでいいんじゃないかと。

佐藤:そもそも松陰会舘は、ガス事業から始まっていますよね。

佐野:そうですね。僕が入社したときは、現在も行うプロパンガスの販売だけでなく、東京ガスの代理店として都市ガスも扱っていました。だから名前は、『東京ガスの松陰神社前サービス店 松陰会舘』という名前でしたね。お客さんやご近所の皆さんからは、「松陰さん」と呼ばれていました。

佐藤:その後、都市ガスの取り扱いをやめ、プロパンガス一本になったのですね。

佐野:はい。どちらかというと『東京ガスの松陰神社前サービス店 松陰会舘』という呼び方は、都市ガスのサービス店としての名前ですよね。

佐藤:プロパンガスの方では何と呼ばれていたのですか?

佐野:ガス屋、じゃないですか。

佐藤:笑。

佐野:まぁ、東京液化ガスの松陰会舘、かな。

佐藤:でもそうすると、創業当初から松陰会舘という名前はあり、呼ばれ方は松陰さんとか、ガス屋さんだとしても、ずっとこの名前なんですね。

佐野:そうですね。なんかね、松陰会舘って名前はインパクトがあって、結局覚えてもらえるようですよ。

ガスにまつわる、あらゆることを


佐藤:都市ガスの取り扱いを止めて、プロパンガス一本になったのが約40年前ですね。

佐野:そうです。創業から今も続くガス事業ですね。プロパンガスの供給、ガス器具の販売。

佐藤:最近は、キッチンやお風呂などのリノベーションも多いですよね。ガス全般、うちに聞いたらわかると思っていただけているという印象です。IMG_0872.jpg

佐野:時代なんだと思うんですが、最近は完全分業が進んでいて、ガスと一言で言っても、ガスの開栓、器具の販売、ガスの閉栓、みんなバラバラの窓口になっていることが多い。でも松陰会舘は、ガスについては何でもわかる、できるようになろうという考え方。だから「ガスのことなら松陰会舘に聞けばいい」って近所の方も思ってくださっているようですね。

佐藤:ガスコンロの実物を見たいという人も訪ねてこられますね。

佐野:そうですね。ガスコンロのショールームというのはあまりないですからね。高額商品ですし、実物を見てから買いたいという気持ちはよくわかります。あとは、ゴムホースを買いにこられたり、コンロのゴトクや部品、給湯器、あとはちょっとガスの調子が悪いからと訪れてくださる人も多いですね。

佐藤:プロパンガスはもちろん、ガスコンロ、ガス器具、ガスの部品取り替え、ガス修理など、ガスについては何を聞いてもらっても大丈夫。地域のガス屋さんと捉えていただくのは、すごくうれしいことですね。


「みんなのための部屋」から「私のための部屋」へ


佐藤:それから今、松陰会舘の事業の大きな柱となっているのが、不動産事業です。

佐野:不動産事業が始まったのが、1985年。都市ガスにおされ、プロパンガスはいずれ衰退するだろうという社長の判断のもと立ち上げました。

佐藤:まったく初めての事業ですよね。私の入社前の話ですが、当時社内で議論があったりしましたか?

佐野:いや、スムーズに受け入れられたと思いますね。実際プロパンガスの供給数は将来的に減ることはわかっている中で、次にやることとして不動産事業は、親和性が高かった。新しい物件にはプロパンガスを供給できますしね。
社長がいちから勉強して始めたわけです。

佐藤:不動産事業の特徴のひとつは、松陰会舘が物件管理者であり大家であるという点でしょうか。よく大家さんは別にいらして、不動産会社が管理会社として存在するという例がありますが、うちはすべて大家を兼ねている。だから、入居者から何か相談事があったとしても、話が早いし、安心していただけていると思います。

佐野:あとはワンルームが主ですね。単身者、学生の方用の物件です。

佐藤:そうですね。当時、大学生や就職をしたばかりの方の需要が多かったことから、ワンルームを中心にしたと聞いています。
どの物件も、松陰神社前、三軒茶屋、青葉台など便利で、駅に近い場所にあります。そのほかに、エアコンはもちろん、照明やコンロなどを備えているのも特徴的ですよね。物件ごとに少し異なりますが、場所によっては、お風呂の暖房機やウォシュレット、冷蔵庫、電子レンジなんかも備え付けの物件もありますね。

佐野:とにかく身一つで東京暮らしが始められるようにという思いですよね。エアコンやガスコンロでさえも完備していない物件は多いですから、その辺は重宝だったと思います。

佐藤:最近は、だんだんお客さんのニーズが変わってきましたね。当時喜んでいただいた備え付けの電化製品なども「新しいものを持っていきたいからいりません」とおっしゃる方も増えて…。
不動産事業をはじめた当初は、誰にでも喜んでいただけるようにという思いだった。シンプルな構造の部屋に白い壁、家電も揃えて。汎用性があり、合理的。誰もが住みやすい「みんなのための部屋」という発想が喜ばれた時代だと思います。

佐野:でもそれが変わってきた。

佐藤:はい。「みんなのための部屋」から「私のための部屋」を求める傾向にあると思います。「気に入る人は多くなくても、私が大好きになれる部屋がほしい」というニーズですね。

佐野:そこで、従来のやり方に加えて、新しいスタイルの物件に取り組み始めた。

佐藤:合理的から真逆の取り組みですけれど、「自分のための暮らしができる部屋」になるよう、いくつかの物件で、住む人と一緒に部屋づくりに取り組みはじめています。壁の色を塗り替えられたり、壁の位置を自分好みに変更したり、キッチンをすごく大きくしてしまったり。万人受けはしないかもしれないけれど、住む人が本当に気に入ってくれる部屋づくり。
まだ事例は多くないけれど、評判は上々。今後も試行錯誤しながら、進めていきたいと思っています。

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