一棟まるごとリノベーションの企画・設計「URAHARA CENTRAL APARTMENT」

若者の街 “裏原”にあった空き家物件を新たなカルチャーの交流拠点へリノベーション。

約4年間空き家となっていた築42年の2階建アパートを改修しました。空き家状態のまま放置され建物の劣化も進んでいた建物を、ジェクトワンの「アキサポ」のサービスによって、新たに生まれ変わった事例です。
弊社は、アンカーデザインと共に企画・設計で携わりました。

改修するにあたって、若いクリエイターが入居しやすい賃料帯にするため工事費を抑え、ラフな内装と、街の顔となる外構を計画しました。

コンセプトに共感していただき、工事中にも関わらず全室申し込みが入りました。
1階に飲食店が2店舗、2階にはアパレルやギャラリーなど5テナントが入る複合型施設となりました。

【コンセプト】
かつてはクリエイターの巣窟、そして若者向け「ファッションの聖地」として、カルチャーの発信地として親しまれてきた原宿。
今では、外資系ラグジュアリーブランドの旗艦店が並び、大型商業施設の開発により地価も上がり、
インデペンデントなクリエイターたちは離れ、若い世代のカルチャー発信地としての印象は、薄れてきています。
本計画では、かつて若者文化の象徴だった裏原宿にクリエイターを集め、
新たなカルチャーの交流拠点、「URAHARA CENTRAL APARTMENT」へとリノベーションしました。
クリエイターたちがキャリアを始めるきっかけとなる、小さなアトリエやショップとして、
また来訪者とのコミュニケーションの場となることを目指します。



【テナント】
1F
TOKYO BEER LAB (飲食店/ブルワリー)
TACOS 3HERMANOS HARAJUKU(飲食店/タコス専門店)

2F
nerine(ネイルサロン)
Chillweeb(アパレル)
PUNKTURE(ギャラリーショップ)
NAYUTAS(個別ダンススタジオ)
Neova(アパレル)

OUTLINE

所在地
東京都渋谷区神宮前3-26-5
構造・規模
鉄骨コンクリート造陸屋根2階建
用途
店舗・事務所
クライアント
株式会社ジェクトワン
設計
ANCHOR DESIGN + 松陰会舘

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