築39年のRC賃貸住宅の1室改修事例。
この建物は、二子玉川駅徒歩25分。駅遠なロケーションでリーシングが難しいエリア。コストをかけ大々的にリノベーションしても、周辺相場の影響を受け、高めの賃料設定になってしまえば成約に届かなかったり、後に賃料ダウンをせざるを得なくなり投資回収が難しくなります。そこで、出来る限りコストを抑え、キッチンや水回りも既存利用するなど、物件の良いところを見つけて生かす形でリノベーションしました。
もともと2K(和室2室)の奥行きの長い間取りを、現代のライフスタイルや空調効率も考えた1Rに変更。それでも、寝室とダイニングが区分けされるように床の仕上げを変え、空間のメリハリを作りました。