田園都市線「桜新町」駅から徒歩10分。「桜の新しい町」と美しい響きのこの街は、その名のとおり春には八重桜が咲き乱れ、その情景は何度見てもやっぱり美しいです。首都高に面したビルの最上階3〜4階の一室を、設計をANCHOR DESIGN、施工を松陰会舘が手がけました。
面積は256平米と広く、下階は約30帖の広々としたリビングダイニングと洋室、上階には洋室と和室、水周りと、そのままの造りを活かして設計。内装は元々ウッド調だった壁紙を白に変え、床もグレーのカーペットにしたことで気品ある室内に。2階への階段部分には、元々あったフェイクグリーンの木を中心に、新たに無垢板の壁を貼り、温かみも印象付けました。さらに、吹き抜け中庭にウッドデッキを設置。元々気品あるお部屋だったので、以前のものをそのまま使っているところもたくさんあります。キッチンはほぼそのまま。お風呂や洗面室、家具なども以前のままですが、リノベーションの仕様とマッチして、独特のモダンな雰囲気になりました。